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JASTECの秋季研究大会が10月23日に昭和女子大学でありました。
以下内容と感想

●研究発表  学級担任のもう一工夫~英語活動にコミュニケーションのスパイスを~

このスパイスとは、児童が「何かをワクワクして聞きたい、話したい」と思えるか活動にするということ。授業を見てみると、Do you have ~を使ってALTに質問をして、ALTの持っているカードを当てある活動をメインに行っていた。
4人グループになって全員の前で聞くのだが、グループの中でも積極性の差があり、聞ける児童、聞けない児童がいるのに加え、聞いている児童がにとって他人事になりがちになる。ここが問題点だと発表者も話していた。
発表者は「子どもは本当に聞こえるもの、本物に反応する。何がきこえてくるか分からないものを本当に聞きたいと思う。」と説明、一般的な外国語活動で行われているビンゴゲーム、インタビューゲームは本物ではないという。
本物にこだわろうとすると、児童の参加度が下がって行く。児童同士でコミュニケーションを取らせ、かつ自分の言いたいことを言える表現の工夫はできないだろうか。一週間に一度の外国語活動で、児童がお客さんの様に活動に参加できないのはもったいない。
参加度とコミュニケーションの質は反比例だろうか。課題。

●小学校外国語活動における補助的な文字の使用

小学校と中学校で英語の読み書きに対する不安と学習スタイルを調査し、小学校で文字がないことへの不安があるという結果から、不安要因を取り除くのではなく、学習スタイルを育むという提案をおこなう。
学習スタイルと不安要因の関係を調査したのが面白い。一般的に、文字に関する研究は、不安がだけを調査して、文字の導入を訴えることが多いから。

●パネルディスカッション

・シラバスについて
現在、指定はないシラバス。中学の先生からは、もっとテーマにそってやるのではなく、バラバラにやってきて、中学で整理は任せて欲しいとのこと。条件反射のように質問に答え、質問が変わっても同じことを答え、応用ができない子どもの姿にそう思うのだそう。
小学校の先生からはバラバラほどやりにくいものはない気もするが。

又、活動の順番や、何の後に何がきたら効果的かという研究がこれまでされていないことの指摘や、シラバスに指定がないことから、異文化シラバスとか様々なものがあってもいいという指摘。そういう研究を将来はやってみたいなと思った。

・教材について
子どもの理解を助ける教材として、もっと音を聞かせたいという提案。小学校の外国語活動では、話している場面を大事にしているが、
もっと本物の音を聞かせて欲しいと中学校英語の先生から。その真意や、なぜそう思うのかが聞きたかった。週1でのリスニングの効果は分からないが、授業でしかできないコミュニケーション活動に重点を置き、授業外で歌や絵本などを通してリスニング量は増やす方向で考えた方現状から妥当ではないか。

・指導者について
担任が中心にやっていくのが概ね全員の意見。
専科も考えられる、しかしそうなると、専科をつくるための大学の教員養成過程が必要になるが、「小学校の英語の専科のなりたい」という人材はすくない。なぜなら、小学校教員になりたい学生は、自分のクラスを持ちたいと考えるからだ。
私は専科でもいいなと思うが、こんな人はあまりいないということで。そうなると、英語も教えられる小学校教員を養成するしかないですね。

●「外交三流の国の国際感覚」大谷泰照  
小学校から英語学ばせるにあたり、少なくとも戦前の英文学の学者のように、英語を学んだことで、逆に偏見をもつような人材を作ってはならないという内容。英語教師としての使命の深さ、重さを再認識し、子ども達の将来の価値観に影響するという認識の上で授業を考える必要がありますね。

初めて行く学会だったので、アウェイ感があり、寂しかったです。笑

でも、マスミ オーマンディさんにお会いできました。彼女は私がカナダにいたときの先生の師匠です。12月4日の講演会があるということで、また東京に行こうと思います。

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